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CEO MESSAGE

福島第一原発事故は、技術と社会の関係を根本から問い直す出来事でした。
次の世代に解決を託すのではなく、いまを生きる私たちこそが、その課題に真正面から向き合う責務があると考えています。

廃炉という極限環境では、放射線耐性など従来の技術では対応が困難な場面が多くあります。その課題に応えるために生まれたのが、我々の手がけるダイヤモンド半導体です。
そして今、社会実装に向けた第一歩として、我々は世界初となるダイヤモンド半導体工場を福島県大熊町に建設しています。
社名にその名を冠し、工場立地にも選んだのは、福島第一原発がある大熊町から、希望を築いていきたいと願ったからです。

我々が見据えているのは、原発に限った活用ではありません。宇宙・安全保障や次世代通信など、未来を支える産業基盤に応用されてこそ、この技術は本当に意味を持つと考えています。
福島から始まった挑戦が、より持続的で安全な社会を支える力へと育っていく——その可能性を、現実のものにしていきたいのです。

次の時代に必要な産業を、福島の地から世界へ。
それが、我々の挑戦です。

大熊ダイヤモンドデバイス株式会社
代表取締役社長
星川 尚久

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PROFILE

会社名大熊ダイヤモンドデバイス株式会社
代表者星川 尚久
事業概要ダイヤモンド半導体デバイスの開発・製造
設立年月日2022年3月1日
所在地本社
〒001-0021
北海道札幌市北区 北21条西12丁目2 北大ビジネススプリング

札幌事務所
〒001-0021
北海道札幌市北区 北21条西12丁目 コラボほっかいどうEルーム
※弊社ご訪問の際はこちらにお越しください
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大熊ダイヤモンドデバイス第一工場
〒979-1308
福島県双葉郡大熊町大字下野上字原94-8(大熊中央産業拠点区域内)

福島支社
〒979-1308
福島県双葉郡大熊町大字下野上字清水230
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つくば研究所
〒305-0045
茨城県つくば市梅園1-1-1 産業技術総合研究所内
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取引銀行みずほ銀行、三井住友銀行、三井住友信託銀行、北海道銀行、北陸銀行、東邦銀行、七十七銀行、常陽銀行(順不同)
主要株主グロービス・キャピタル・パートナーズ、 Coral Capital、 グリーンコインベスト投資事業有限責任組合、株式会社エースタート、ゆうちょ Spiral Regional Innovation 1号投資事業有限責任組合、三井住友海上キャピタル株式会社、SMBCベンチャーキャピタル株式会社、株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ、ほくほくキャピタル株式会社、新生企業投資株式会社(順不同)
連携研究機関北海道大学、産業技術総合研究所 (AIST)、物質・材料研究機構 (NIMS)、高エネルギー加速器研究機構 (KEK)、東北大学、名古屋大学、他
受賞実績2023年9月:ICC KYOTO 2023「リアルテックカタパルト」第2位入賞
2024年2月:「J-Startup HOKKAIDO」企業に選定(経済産業省)
2024年3月:「GXスタートアップ・研究者ピッチコンテスト」審査委員会特別賞 受賞(経済産業省)
2024年4月:「RISING STAR Meet-up 2024」アワード受賞(Forbes JAPAN)
2024年8月:「Forbes Asia 100 To Watch 2024」に選出(Forbes)
2024年9月:「すごいベンチャー100(2024年版)」に選出(週刊東洋経済)
2025年2月:第6回 IP BASE AWARD スタートアップ部門グランプリ受賞(特許庁)
2025年3月:EY Innovative Startup 2025 受賞(EY新日本有限責任監査法人
2025年3月:「北の起業家表彰」奨励賞を受賞(札幌商工会議所)
2025年3月:「J-Startup(第5次)」選定企業に選出(経済産業省)

PILOT PLANT

福島第一原発のある福島県双葉郡大熊町に世界初となるダイヤモンド半導体製造工場を建設。2026年中の建設完了予定。