INDUSTRIES
01 廃炉/原発
廃炉実現における課題
燃料デブリ取り出し時の
原子炉内の中性子線の計測
福島第一原子力発電所の廃炉作業では、燃料デブリの取り出しが極めて重要な課題です。燃料デブリには核燃料が含まれており、条件次第では再び核分裂が連鎖的に起こる「再臨界」の可能性があります。
万が一の場合には廃炉計画に重大な支障が生じるため、燃料デブリが発する中性子線を計測し、迅速かつ正確に再臨界の兆候を判断する必要があります。
しかし、原子炉内部は極めて高線量の放射線環境である可能性があり、その場合には通常の電子デバイスは短時間で破壊されてしまうと共に、ガンマ線の干渉により中性子計測の精度が大幅に低下するという課題があり得ます。
燃料デブリの処理方法と
中間処理施設の問題
取り出された燃料デブリの保管・処理も大きな課題です。
燃料デブリは総計880トンとも推測されていますが、この大量のデブリを長期的に安全に保管・処理するための施設や敷地の確保が非常に難しいと言われております。
ダイヤモンド検出器による
燃料デブリ取り出し迅速化を目指す
当社のダイヤモンド検出器は、非常に放射線が高い環境にも遮蔽なしで耐えることが期待されております。加えてガンマ線の影響をほとんど受けず、中性子線を高精度で検出できるため、燃料デブリの取り出し作業中に中性子線量を計測し、迅速なリスク判断が可能となります。
これにより、燃料デブリの取り出しが更に安全かつ迅速になり、廃炉計画の進展へ貢献することが出来ます。
また、この検出器を用いて燃料デブリを仕分けることが可能となれば、核廃棄物処理施設の規模を大幅に抑えることができる可能性があります。
FUTURE
廃炉実現のさらに先へ、
ダイヤモンド半導体の
応用によって実現可能な未来
02 宇宙/安全保障
宇宙からの観測時間と精度を高め、より鮮明な地球観測画像をさらに多く撮影できます。航空機等のレーダーシステムにも応用でき、より広範囲に安全な運用にも貢献します。
03 次世代通信(Beyond5G/6G)
Beyond5G/6Gを普及させるには、大容量データを遠距離まで届ける半導体技術が不可欠です。ダイヤモンド半導体は熱の制約を超えてそれを可能にし、次世代通信の実現・普及に貢献します。
04 データセンター
生成AI等の普及により、データセンターは電力消費と発熱の急増に直面しています。ダイヤモンド半導体は、冷却負担を抑えた効率的な運用を可能にし、持続可能な次世代データセンターの実現を支える鍵となります。